シニア移住生活

定年退職後田舎へ移住し毒親と同居

散らかし放題

もう87なのだから仕方ないと言えばそうだけど、


『私はいつもキレイに片付けてる!』

『あんたは片付けない!』

『私は誰より頭が良い』

『日本の伝統を守らなくちゃダメ!』


とか、、、ガミガミ、ガミガミ毎日言ってるから書きたくもなるのだ。


今朝、パントリーに米粒が散らかっているのを見つけて念入りに掃除した。パントリーには物が詰め込んであるから掃除も簡単ではない。


先日の初午の日に、お婆はお赤飯を作ったのだ。その餅米が散らかっていた。


我が家のパントリーは階段下を利用した半地下にあるし、照明も薄暗いので私も今日まで気づかなかったのだが、

なんだか歩く度に違和感を覚えていたのだ。で、今朝、かがんでよく見ると、それ。😑


10キロの紙の米袋に半分くらい餅米が入れてあった。

私なら、こぼさないように袋ごと台所に持ってきて使う分を計る所だが、お婆は何をやるにも雑😓


本当に雑な人なのだ。


私もそうだった。子供の頃色んな先生たちから『雑!』と言われたものだ。あの人に育てられたら当然そう育つ。


でも18で大学の寮に入り4年間茶道を学んだり、結婚して30 年、親と離れている間には京都の料理旅館の先生に懐石料理を7年ほどお習いした。それだけで育った素性が変わるはずはないけれど、何処かおかしい、それは理に叶っていないという事には気づくようになった。

何よりそうしなければ、散らかって汚くなる。鼠もゴキブリも出よう。


お茶の稽古は大嫌いで、卒業してから一度も触れてないけれど、お点前の手順だけに留まらない、ものの道理の様なものには気付くようになったのかも知れない。


綺麗にしておこうと思っていなければ散らかし放題にもなる。


自分なりにではあるけれど、綺麗にしておこう、清める、という心がけは丁寧に生きて行く基本のように思えるのだ。